<mocha.とは>
久米郡美咲町で活動する団体 mocha.には、持っていないものを求めるのではなく、どうすれば今あるもので 楽しめるかを模索したい人が集っています。 遊びのきっかけになるおもちゃのようなグループにしていきたいという思いで、(お)mocha.(おもちゃ)をもじ って mocha.と名付けたこのグループの活動を紹介したいと思います。
2015 年春より、地域活性を研究しているノートルダム清心大学の大学生や、地域のボランティアの方々と共に、 行政の行政の空き家対策事業との協働に参加し、長年使われていなかった古民家の改修を開始しもうすぐ 1 年が経過します。 モノだらけだった古民家も、「あそびば」への変化をしてきた中、変わらないのは当初からのテーマである「ネオ集落」という言葉に込められた思いです。
<ネオ集落とは>
ネオ集落という言葉は mocha.内での造語。その言葉の意味するところを私なりに考えてみたい。
矢継ぎ早に、成果や目的を求められがちな現代社会。
この言葉は、『グレーゾーンを容認する文化を表す言葉』ではないでしょうか。
既にある言葉で表現するならば、『自然と人間社会における里山』の様だとも表現できると思います。
「モノがあること」「便利な使い方があること」の中で楽しむのではなく、「出来ること」「やってみたいこと」の中で楽しむ場所をネオ集落と表現しているのではと感じます。
<コンタクト>
2015 年度に実践した古民家改修の事業を終え、2016 年 4 月からまた新しいステージを開始する mocha.
現状、電気や水道も来ていないこの場所で出来ること。この場所だからこそ、やりたいことを見つける。
それは、決まっていない未来に価値を見出す。未来を育める場所でもあるといえます。
mocha.の参加者それぞれごとに「ネオ集落」についてのイメージは違うと思いますが、
おもちゃで遊ぶように、楽しみを見つける作業を続けることが出来そうです。
不便の中にある価値を見つけたい方、街や集落の中で面白い!を発見したい方。
コンタクトを取ってみてはいかがでしょうか?
活動団体:mocha.
ホームページ:http://mo-cha.net/
Facebookページ: https://www.facebook.com/mocha.okayama/
『mocha.は、ひとりやふたりだったり、大人数だったり、興味ゴトによって人数が変動するゆるっとしたコミュニティ。 都会と田舎のいいとこどりをしながら「ネオ集落」というあり方について考えています。』
(ソーシャルライター: 三谷 朗裕)
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