ボランピオ

2017年2月号

ボランティアの募集、してみませんか? -「ボランティア募集掲載シート」書き方のポイント-

2017年02月28日 18:56 by youi_center
2017年02月28日 18:56 by youi_center
ゆうあいセンターの入口に、ボランティア募集情報コーナーがあるのをご存知ですか?
県内のNPO法人やボランティア団体、社会福祉施設、病院などから寄せていただいたボランティア募集情報を、内容別に配架しています。ボランティアを探しに来られた方が自由に見ることができ、また活動を希望される方の相談に乗らせていただく私たちも活用しています。それらのボランティア募集情報は、各団体のみなさんが「ボランティア募集掲載シート」に内容を記入し、ゆうあいセンターへ届けてくださっています。

今日は、その「募集シートの書き方」のポイントを少しだけご紹介いたします。
※シートはこちら↓↓からダウンロードしていただけます。
「ボランティア募集掲載シート」

 

 

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■タイトル
まず目に入るのがタイトル。たくさんの情報の中から、自分の団体の情報を手に取ってもらえるようなキャッチーなものを考えてみましょう。「タイトル1,000本ノック」と称して数々アイデアを出してそこから選ぶ人もいるとか、いないとか…。

■目的
活動プログラムの目的を記載します。

■ボランティアの役割
職員ではなく「ボランティアさんに」頼みたいことがあるから募集をするはず。
例えば、「利用者個々の興味に応じた趣味活動を共に楽しむ役割」とか「ボランティアの目線を活かして、ボランティアをしてみようと思っている人たちの気持ちに届くボランティア募集ポスターを制作する」など。

■具体的な活動内容
役割をもう少し具体的にしてみましょう。当日、実際にしていただく予定の活動内容を箇条書きにしてみるとわかりやすいです。

■こんなボランティアさんに来てほしい!
「どなたでもOK」と書きたくなりますが、そこをもう一歩踏み込んでみましょう。
「お話しが好きな方」なのか「お話しを聴くのが好きな方」なのか、ほかにも、「スポーツが好きな学生」なのか、何か特技をもった人が良いのか、など。求めるボランティア像を考えて、記入してみてください。

■活動の魅力はココ!
この項目は「最も大事」と言っても過言ではありません。ボランティア活動には、金銭的報酬は発生しません。そのボランティアの「報酬」にあたるのが、まさにこの項目。その活動を通じて、何が得られるのか、何がその活動の魅力かを考えPRしましょう。「ここでしか出会えない仲間に出会える」、「やりきることでほかでは味わえない達成感を感じられる」「福祉に対する理解が深まる」など様々です。魅力は職員であるみなさんが一番よくご存知のはず。しっかりと文字にして伝えましょう。

■活動の対象
プログラムの対象者を記入しましょう。(「施設を利用する高齢者」「子ども」等)

■費用
活動にかかる費用でボランティアが負担する必要があるものなどがあれば、記載してください。
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いかがでしたでしょうか。
たかが募集、されど募集。素敵なボランティアとの出会いに繋がるかどうかの鍵は、あなたの「ひと筆」が握っているかもしれません。団体内で色々とアイデアを出し合い、素敵なプログラムをつくってみましょう。
また、「シートの書き方がよく分からない」というご相談はもちろん、「募集したいけどどうやってボランティア活動プログラムをつくれば良いか分からない」という方のご相談も、ゆうあいセンターにてお受けしています。どんなささいなことでも大丈夫ですので、いつでも気軽にお問合せくださいね。

もうすぐ春。
「何か始めたい」と思っている人たちへ、ボランティアのお誘い、してみませんか?
みなさんからのボランティア募集情報を、お待ちしています!

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