今号のボランピオ特集である「ソーシャルライター」。次号からは、彼らが執筆の中心となり、本誌を形づくっていきます。
そんな中、「自分達の活動や情報も知ってほしい!」「取材に来てほしい!」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
このレポートでは、「記事にしてもらうためにはどのようなことが必要なのか?」を考察していきます。
■情報の届き方?
現代は 「まずネットで検索する」時代であると言えます。
どのような団体がどのような活動をしているのか、どんな人が所属しているのか・・・・。
記者や支援者にとっては、それらの情報が公開されていることで、団体へのアプローチがしやすくなります。
では、そもそも団体の存在を知ってもらうには?
例えば「ゆうあいセンター」のWEBページを初めて見る人の場合。
センターの存在を知らない人は、当たり前ですが「ゆうあいセンター」という名称で検索することはありません。
「岡山県 ボランティア」「岡山県 NPO 参加」などのキーワードで検索し、ゆうあいセンターのHPにたどりつく、といった方がほとんどです。
つまり、自分たちの団体の名前をWEB上へ掲載するだけでは、実は「新しい人に行き着く」「知ってもらう」ことに結び付かないのです。
そう考えたとき、日ごろ行っている活動の内容を多く発信することで、団体名より多くの人へ接点を持ってもらう可能性を開くことができるということができます。
また、たとえばインターネットで検索をした場合、検索結果として表示されるページを人はどこまで読むのかを想像してみましょう。
1ページ目に表示された情報をざっと眺め、2ページ目以降には目を通さないという人が多いのではないのでしょうか。
検索結果の上位(1ページ目の1番上)に表示されるためには、より多くの情報更新、そしてキーワードを発信することが重要となります。
活動の記録をしっかりと伝えることで、多くの人と結びつく機会をつくることができます。
■ 知ってもらうための準備はできている?
情報を発信するためのツールの中には、無料で利用できるものが多くあります。
たとえば、
・ ブログ
・ 無料HP
これらは無料で、また手軽にすぐ作成することができます。
それぞれの特性を活かすと、団体の情報をひろく伝える手段になります。
■ゆうあいセンターでのおてつだい。
ゆうあいセンターのなかでは、「団体登録」という制度があります。
団体登録を行う際には、「団体登録シート」と活動の内容がわかるものをご提出いただきます。
活動の内容を把握させていただいた上で、ゆうあいセンターのなかでの情報の掲示などができるようになります。
■ゆうあいセンターではCANPAN登録をすすめています。
「団体登録シート」は日本財団が提供する公益事業のコミュニティサイトCANPANの登録項目と同じになります。
CANPANでする情報登録は助成金申請時「よく尋ねられる項目」です。
このデータベースに登録することで、助成金申請に必要な情報を整理する事ができ、申請書作成の手間が省けると同時に、支援者への信頼性を高める事につながります。
モット素敵に。モット話題や記事になるような。
そんな想いのサポートを、ゆうあいセンタースタッフ一同、できればと思っております。
またスタッフに尋ねてみたい情報などがあれば、お気軽にお声かけください。
過去のボランピオ(参考) → NPOの情報活用術.pdf(http://blog.canpan.info/youi-c/img/volunpio39.pdf)
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