ボランティア先生とは、子どもたちに「ボランティアとは何か?」を伝える先生のこと。
ゆうあいセンターの事業として、地域の方から注目をいただいている本取組み。
県内の大学生が先生役となって、ご希望いただいた小中学校に授業の出前を行います。
7月には、岡山県内で最も生徒数の多い中学校、竜操中学校を訪問しました。
ボランティアって何?
改めて考えるとなかなか難しいテーマです。
この問いに対し、授業の中で答えを出すというより、いっしょに考えながら、まず第一歩目のきっかけを促す内容になっています。
クイズやグループワークのなかでは、たとえばこんな問いかけも行います。
「『バスの中で、お年寄りに席を譲った』『学校を休んだ友達に連絡帳を届けた』・・・・これらはボランティアだと思いますか?」
教室にいる先生方も思わず「う~ん」となってしまうなか、子どもたちによって答えはさまざまです。
「あたりまえのことじゃから、ボランティアじゃない!」
「誰かの役に立ったから、これはボランティア!」
「何かのついでにやったことは、ボランティアじゃないんじゃない?」
この問いには、正解はありません。どちらがボランティアであるか、ボランティアではないかではなく、"ボランティアの3つのポイント"をおさえていれば、どれもボランティアになりうる、と伝えています。
"ボランティアの3つのポイント"とは、この3つ。
・自分の意思で行うこと
・お金儲けのためにすることではないこと
・誰かの役にたつこと
たとえば、「連絡帳を届ける」という行為。
「友達のために、自分からやろう!」と思った行為であったなら、それはボランティアになりうるのです。
ボランティアとは決して難しいことではなく、だれかのために自分が起こした行動の結果なのだということを、伝えていきたいと思います。
「ボランティア先生」として活動してみたい!という方はこちら → http://blog.canpan.info/youi-c/archive/43
よりお申込みいただけます!
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