去る2014年11月29日(土)、ゆうあいセンター10周年 ボランティア・NPO交流会の幕開けの会として「岡山高校生ボランティア・アワード2014」を開催しました。
★当日の開催概要はこちらから。



岡山県内の各地域では、高校生による社会貢献活動が活発に行われています。

日々、真摯に活動に取り組む高校生たちの想いに光が当たり、彼らがより積極的に社会貢献活動に参加できる社会環境を育む一助となれればと、今回のアワードを開催させていただきました。

そして会自体の企画や当日の運営は、10名の高校生の実行委員メンバーを中心として行いました。彼らの発想はとても豊かでやわらかく、「来場者の方や出場校の方に、いかに素晴らしい時間をプレゼントすることが出来るか」を常に考え、創意工夫を凝らしてくれました。


―出場校による最終公開プレゼンテーション

当日は、一次選考(書類選考)を通過して 最終選考にノミネートされた岡山県内の6校(6団体)の皆さんによる、各校10分間の一般公開プレゼンテーションが行われました。

活動への想いや目的、活動を通じて活性化していく地域の様子、
今後の展望などについてそれぞれに言葉を紡ぎ、会場に集まった方々にお伝えくださいました。

発表の中では、ミニ科学実験を来場者全員が参加して行うなど、笑いが起こる場面もありました。
高校生の皆さんは、今日の日のためにと活動内容を改めて見つめ直し、何度も発表の練習をして臨んでくださったそう。

「地域の人々に幸せを届けたい」「東日本大震災を忘れないために、支援活動を続けていく」「自分たちの活動を、後輩に引き継いでいきたい」・・皆さんの、「誰かのために」という熱意が言葉の端々から感じられ、深くうなずきながら発表を聞いている来場者の方の姿が印象的でした。

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―審査員講評

発表を受けて、審査員の方お一人お一人からご講評をいただきました。
その中から一部をご紹介させていただきます。

「様々なことに問題意識をもち、真面目に取り組んでいる様子が伝わってきました。全ての高校の発表が素晴らしかった。」
「発表に元気があっていいですね。地域理解、郷土愛につながる活動だと思います。地域との連携がとれていますね。」
「活動の前提としての課題が明確に示されていて、活動の意義がはっきりと伝わってきました。」
「元気はつらつな発表でした。後輩に受け継がれていることも素晴らしいと思います。」
「中学生世代への活動の周知・巻き込みが、今後の活動の広がりの大きなポイントになると思います。ボランティア活動は社会問題の解決とも言い換えられるかも知れませんね。」
「地域へのアンケートで、実情や数字、統計を把握し、活動への想いを語ることができる姿勢が本当に素晴らしかったです。発表の内容が盛りだくさんなので、もっとメリハリをつけられると、より良くなると思います。」

審査員の皆さま、ありがとうございました。

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―審査、投票

各校の発表を受け、 本アワードの高校生実行委員により定めた4つの評価指標に基づき、
審査員・観覧者の皆さまによる審査(採点)・投票が行われました。

●「自主性」―高校生自身の意欲や問題意識が活動にあらわれているか?
●「社会貢献性」―社会の多様なセクターに対して、有益な影響を与えているか?
●「企画力」―目的、方法、スケジュールなどが合理的に考えられているか?
●「継続力」―活動が一過性なものではなく、次世代につながりうる可能性があるか?

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―審査結果発表・表彰状贈呈
【大賞】
岡山県立和気閑谷高等学校 生徒会
テーマ『地域密着・和気閑谷高校生徒会ボランティア活動』 

史跡「和気閑谷学校」の閑谷ボランティアガイドや、エコキャップ運動などの学校をあげた取り組みが高く評価されました。

「ボランティア活動をすることで、自分自身を知ることが出来ました。活動を通じて、自分たちの暮らす和気町を知り、好きになり、もっともっと良い地域にしていきたいと考えるようになりました。ありがとうございました。」という思いの込もったスピーチをいただきました。


【共感賞】
岡山県立井原高等学校 ハピネス
テーマ『井原を元気に』


【特別賞】
第一学院高等学校 岡山キャンパス 手伝い隊
テーマ『もっともっと自分を好きになる自分づくり』


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当日参加者の声
*「どの団体の発表も素晴らしかった。」
*「全て高校生が企画したことに驚きました。お部屋の装飾や運営などが円滑に進められていて、とてもすごいなと思いました。3年生なので、来年は無理ですが、こういった活動が続けられていってほしいです。」
*「全て高校生さんが実行されていて、本当にすばらしいと思った。大変なことが多くあったかもしれませんが、このような場を設けていただき、本当にありがとうございました。」
*「来場者への親切な対応や、スムーズな進行などがすばらしかったです。これからもこのようなことを続けてほしいです。」
大変有難く、嬉しい感想をいただきました。 

出場高校の皆さんの声
*「いろいろな学校の活動を知れて、自分たちの意識を高めることができました。ありがとうございました。」
*「他の学校の発表がすばらしく、強く共感した。」
*「他校様の発表が自分にとって刺激になって、とてもよかった。」
*「最初緊張のしすぎで思うように発表ができなかったですが、自分の成長につながったと思います。」
*「来年は高校生実行委員としてアワードに携わってみたい!」
*「練習の成果を出しきることができ、満足しました。発表を聞く中で、共感する場面が多かった。」
*「初めてで緊張したけど、練習の時よりうまく発表が出来たと思った。」
*「Thank you for this chance! 今回のアワードという場を通して、準備期間、本番とものすごく学んだことが多く、楽しかったです。」

 通う学校や活動内容はたとえ違っていたとしても、
人が自分と同じ想いを持っていると知ったとき。
そこには「共感」がきっと生まれます。
今回出場者の皆さんが感じて下さった横のつながりや共感を、ぜひ今後の活動の原動力につなげていっていただけたら、と思います。

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今回のアワードは、「表彰」という形ではありますが、
高校生の活動や活動への想いに優劣をつけることではなく「高校生の活動に光が当たり、活動と共感が拡がることで、社会が少しずつ変化していくこと」を目的としています。

高校生によるボランティア活動とその過程を尊び、顕彰させていただくことで、
地域社会と高校生とが共に歩む環境を、皆さんと一緒に育んでいけたらと思います。

皆さんの発表をお聴きしながら、学ばせていただくことばかりの時間だったと実感しています。また皆さんと一緒に、このような場を作れたらと思います。

最後になりましたが、ご参加下さった皆さま、
出場校の皆さまに的確なアドバイスとあたたかいエールを贈っていただいた審査員の皆さま、
企画運営に携わって下さった高校生実行委員の皆さま、ありがとうございました。

そしてご出場をいただいた皆さま、素晴らしい発表を本当にありがとうございました。

この場をお借りして、心より感謝を申し上げます。