「うまい酒を飲もう!」

公益財団法人みんなでつくる財団岡山、代表の石田篤史さんにインタビューしました。

 

はじめに「みんつく」さんについてお尋ねしました。

 「何かこういうことがしたいっていう想いをもった人や団体の想いを実現するお手伝いをしています。具体的に言うと、情報を伝えたり、必要な資金をどうやって調達するか一緒に考えたりしてサポートする団体です。」

と、笑顔で教えてくださいました。


次に、他にもたくさん直接的に活動する団体がある中で、なぜ間接的な立場で活動されているのか聞いてみました。

すると「非効率だと思った。」とのこたえが。そして続けて話してくださいました。

「こういうことやりたいな、やったらいいのに、ってこと色んな人に聞くけども、大体思ってることと行動のギャップがある…」

「例えば運動会みたいなことをやりたいと思ったとして、準備するのに100のエネルギーが要るとしたら、ちょっと一人で100は無理だからやめとこうかなってなるかもしれないし、100のエネルギーを出せる人を待ってたらすごく時間がかかるかもしれない。でも50の力を出せる人に、1の力なら出せる人たちが集まれば、それで100になるから、そういう風にちゃんと1でも持ってるんだったら、行動したほうが形になると思った。」

さらに「1の力をどうやって集めるかに苦労した」、「立場は違えどみんなに何かをつくる力がある、それを伝えたい」というお話を聞き、「1の力」をとても大事にされているのを感じました。

最後に私たち若者にできることをお聞きしました。

「社会貢献とか考えなくてもいい。自分が興味のあることを真剣にする。
遊びでも全然いい。真剣にやった結果社会貢献になったり、実際の現場から地域のことを考えたり、自分の行動は社会の色んなことに関わってるって気付くこともあるし、その中でもっとこういう風にしたいっていう想いが拡がればいいと思う。」

 

 

現在「みんつく」の代表として活躍なさっている石田さんは、かつて、キャンパスにサッカー部がなかったので、自身で「"勝つこと”を求めるチーム」と「皆が試合に出られるチーム」、それぞれのニーズに合った2つのチームを作ったそうです。

その頃の石田さんの取り組みのお話に、今の「みんつく」の活動に通じるものを感じました。

 

私の質問にとても丁寧に答えて下さった石田さんの座右の銘は「うまい酒を飲もう!」。

 

数字の目標を達成するだけではなく、一つの目標に向かって皆でベストを尽くすという意味や、「飲もう!」という呼びかけには仲間を信じるという思いも含まれているそうです。




私は今回のインタビューを通じて、もっと自分のアンテナを張り巡らせてみようと思いました。まだ地域課題や社会の細かいところまでは分からなくても、自分が興味のあることを真剣にやったり、考えたりすることは、自分の力になるかもしれないと思いました。

そしていつかうまい酒を飲めるようになりたいです。

今回、このような機会を頂けて本当に良かったです。

忙しい中インタビューに答えてくださった石田さん、ありがとうございました。

(インタビュアー:一守大成/高校3年生)