ゆうあいセンターをご利用中の利用者さんに突撃インタビューをして、普段の活動の内容やゆうあいセンターの利用方法についてお聴きしている恒例のスナップ・リレーです。
一段と寒さが増し、窓の外には雪もちらついていますが、今日もセンターは社会のため、地域のために活動されている利用者の皆さんの熱気で溢れています。
さて今日はどんな方に出会い、お話をうかがえるでしょうか??それではインタビュー・スタートです!
●特定非営利活動法人 青少年自立支援すたんど 野々宮 聡大さん
Q.すたんどさんはどのような活動をされているのですか?
A.高校卒業年齢の18歳以下までの不登校児を対象として、訪問支援を中心に復学・進学・就労へ向けた学習支援を行っています。昨年10月からは、岡山大学の「ろっと」というボランティアサークルと協働して無償の塾を始めました。
Q.普段はゆうあいセンターをどのように利用されていますか?
A.オープンスペースで打ち合わせを行ったり、書類整理などを行ったりしています。学習相談なども行ったりします。無料塾では会議室も使わせていただいています。
Q.ゆうあいセンターに一言お願いします。
A.普段からお世話になっております。夜の9時まで開いているのは本当に助かります。大学に通っているため平日の朝から夕方までは活動ができないのですが、遅くまで開いているのでいつ来ても大丈夫というのは助かりますね。
★野々宮さんはすたんどの代表にして、なんと岡山大学2年生!大人顔負けのしっかりとした好青年で、爽やかな笑顔が印象的。
若者支援と一口に言っても就労や学習問題、子どもの貧困、引きこもりなど、個人から環境の問題まで様々な要因が絡みます。
若者が中心となって若者を支える、そんな社会を作るために奮闘されていらっしゃる団体さんです。ゆうあいセンターで見かけたら、ぜひ声をかけてみて下さいね♪
●特定非営利活動法人 公共の交通ラクダ(RACDA) 宗田 繁さん
Q.今日はゆうあいセンターでどのような活動をされているのですか?
A.今回で第160号になる広報誌の印刷をしていました。広報誌は年に3回発行しておりますので、もう10年以上経ちますね。
Q.普段はどのような活動をされていらっしゃるのですか?
A.1995年から岡山市スクエア構想を契機として交通整備とまちづくりについての活動を行っています。6月10日を「路電(ロデン)の日」と称して路面電車祭りを開催したり、岡山市内バスマップや瀬戸内海の運航船アクセスマップなどを作成し、一般の方にも公共交通の便利さや安全性を知ってもらうために日々活動していますね。
今は自動車社会が当たり前の時代ですが、高齢化とともにその問題が顕著になっています。電車やバスを、横のエレベーターのように、好きな時にどこへでも安く・安全に使える街を作ってゆくのが私たちの役目だと思っております。
Q.ゆうあいセンターへ一言お願いします。
A.ロッカーや印刷機など必要な機材が揃っていて便利に使わせてもらっています。いつもありがとうございます。「つながる協働ひろば」など既にありますが、今後、団体の検索機能などがもっと向上して他の団体のことが分かるシステムがあればより便利になるのではないでしょうか。
★路面電車祭りには筆者も行きました!中心会場となる岡山駅には舞台やテントが設営され、ミュージシャンの生演奏が流れる賑やかなお祭りでした。
お話を伺ったところ、路面電車祭りはおいでんせぇ岡山さんとの協働で開催をしておられる企画なのだそうです。なるほど…。
団体同士がつながることで、こんな大きな活動ができるのですね。
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