ボランピオ

2017年2月号

【ご紹介】新しい知恵が出てきます「ボラマネ・カフェ」! 社会福祉施設・病院での「ボランティア受け入れ」を楽しく工夫します!

2017年02月28日 18:54 by youi_center
ボランティアをする人もいれば、そのボランティアを受け入れる人もいます。ここは「ボランティア受け入れ」をする人々が集うサロン。今すでにボランティア受け入れに取り組んでいる人、これから取り組みたい人、取り組みを拡げていきたい人。お互いの状況を話し、聞き、悩みや苦労も、うまくいった自慢や工夫も、シェアしあえる場です。



「ボラマネ・カフェ」の始まり
「ボランティアの力を引き出し、より良い社会福祉施設・病院づくりを目指すあなたのための『ボラマネ・カフェ』!」は、1年半ほど前、2015年9月にスタートしました。
「ボランティアを受け入れたいけれど、何から始めたら良いの?」
「ボランティア受け入れ担当って、どういう仕事をすれば良いんだろう?」
「活動プログラムをもっと充実させたいけれどどうすれば良いの?」
「施設や病院の"地域貢献""地域福祉"ってどうすれば実現できるかなぁ…。」
といった思いや疑問を持っている方や、社会福祉施設や病院で、ボランティア受け入れに取り組む(取り組みたい)方のために。ゆうあいセンターで「ボラマネ・カフェ」をオープンいたしました。
茶話会形式で語り合い、情報交換できるサロンとして、昨年度は月1回、今年度は2か月に1回のペースで開催しています。


「ボラマネ・カフェ」の内容
スタート当初は、「ボランティアマネジメントのプロセス」を元に、毎回ゆうあいセンターの担当スタッフがテーマを設け、ボラマネ・カフェを開催しました。

*-*-*-*-*
<2015年>
◆9月 プレオープン
◆10月テーマ:活動プログラムを準備すると良い10の理由 ~あなたの施設にはどんなボランティア活動がありますか?~
◆11月テーマ:ボランティアが活動を続けたくなる3の理由 ~あなたの施設や病院でできる、ちょっとした活動フォロー~
◆12月テーマ:ボランティアが活動を続けたくなる3の理由 ~辞めてしまった理由を、じっくり見つめよう~
*-*-*-*-*

意見交換会として回を重ねるうちに、参加者が事例を提供してくださることとなり、2016年1月からは、実際の事例を元に意見交換をする形になりました。

*-*-*-*-*
<2015年度(2016年1~3月)>
◆1月テーマ:ボランティアさん同士が仲良くなると思わずにんまり ~光生リハビリ苑さんに聞く、受け入れ1年目の取り組み~
◆2月テーマ:どんとこい!!ボランティア ~みんなが楽しめる活動プログラムをつくろう~
◆3月テーマ:多様性と向き合うマネジメント ~ボランティアさんの思いは千差万別~


<2016年度>
◆第一回テーマ:ボランティアが活躍できる喫茶コーナー ~あなたの施設でボランティアはどんな役割を担っていますか?~
◆第二回テーマ:利用者さんもボランティアさんも。みんなHAPPY!イベント ~ボランティア・コーディネート段取りのひけつ~
◆第三回テーマ:ボランティアの可能性を探ってみよう ~個別ニーズに応える活動プログラムづくり~
◆第四回テーマ:ボランティアが集まる施設にしたい! ~救護施設 浦安荘の新たな取り組み~
◆第五回テーマ:「ボランティアとつくろう! あしたばサロン活動」
◆第六回テーマ:「ボランティアを支えるマネジメントの秘訣を探ろう」

*-*-*-*-*

これまで事例報告をしてくださった方々は昨年度から数えて計9名。社会福祉施設・病院の支援相談員、生活相談員、支援員、ボランティアコーディネーター、医療ソーシャルワーカー、施設管理者、といった方々です。それぞれのお立場で、それぞれの現場の様子をお話しくださいました。施設としてのボランティア受け入れ歴は、長いところありも短いところもあります。
事例発表を聞くと、参加者もゆうあいセンター・スタッフも、ボランティア受け入れについての、それぞれの工夫やこだわりに感心したり、悩みに共感したりします。そして毎回、検討課題がクリアになったところで、グループに分かれてその課題について話し合いの時間を持っています。その場では、参加者の皆さんの様々なアイディアや熱い思いをお聞きすることができ、また話し合うことで、皆さんそれぞれ、何らかのヒントをお持ち帰りいただけているのではないかと思います。


「ボラマネ・カフェ」の今後
これまでの事例提供者の中には、「あまり意識せずに施設を開放してボランティアを受け入れていたが、実はそれが地域に開かれた施設としての歩を進めていたんだ」と気づかれた方や、「あまりできていないと自分では思っていたが、実は色々とボランティアプログラムを実践していたのだと気づき、整理されて良かった」とおっしゃる方もおられました。
「ボランティア受け入れ」とひとことで言っても、その在り方は受け入れる組織の状況によって千差万別。でも、より良い受け入れを模索し、ボランティアをする人にとっても、施設・病院の利用者やスタッフにとっても、気持ちよく有意義な活動となる工夫を、お互いに見つけて実践していきたいという思いはきっと同じ。そんな気持ちで「ボラマネ・カフェ」に集えば、むしろ違いの中からも、何か新しいアイディアを得られるのではないか、と思っています。

社会福祉法人や企業など、様々な組織で地域貢献の在り方が問われている現在。社会福祉施設や病院でのボランティア受け入れは、利用者の生活を豊かにするだけではなく、地域社会を豊かにするなど、多様な可能性を秘めているものです。
「ボラマネ・カフェ」という場を通じて、その「可能性」を拓いていけるよう、これからも現場の職員さんやボランティアコーディネーターのみなさんと共にアイディアを出し合い、取り組みを続けてまいります。

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