ボランピオ

2018年3月号

ロマンを語り合う、ポジティヴ家族会「グラッチェ・ラボ岡山」

2018年03月02日 20:37 by youi_center

 年々増加傾向にある精神障がい者やひきこもり。それを毎日支え続ける両親や周りの人たち。

グラッチェ・ラボ岡山の代表である田中珠美さんは、高校留学中に”心の病”を発症した長男を献身的な支援で支え、大学院まで進学させた経験をもとに、せめてサポートする人の”杖”になろうと団体を立ち上げた。

支える人が楽しく笑い、元気に未来に向かった姿に変われば、家庭全体が明るくなり、生活自体がポジティヴになると考えたのだ。それには不安をなくすために知識を学び、みんなで将来の夢を共有し、心安らぐ居場所があり、そして何よりも、自らを輝かせる活動の場(大人のクラブ活動)を提供できる新しいタイプの団体が必要なことに気づく。

《グラッチェ・ラボ岡山が目指す未来「瀬戸内アマルフィ計画」》

 「親が安心して先立てる」をメインテーマに、グラッチェ・ラボ岡山は「瀬戸内アマルフィ計画」という活動を推進している。

 世界で一番美しい海岸とされるイタリアのアマルフィ。地元瀬戸内海と重ね合わせて名付けられた。その計画とは、先ず、定例会を月一回開催し、夢を語り合う井戸端会議や問題解決の糸口を見つけるための有識者の講演会などを行っていく。次に、色々な鳥が沢山集う「とまり木」の様な居場所カフェを作り、各方面の専門家を交えて個性に合わせた「自立」「接し方」「進学・就職」「生き方」などを学ぶ。そして、経済的に自立できる様な仕組みを作る。

 具体的には瀬戸内海沿岸にオリーブ農園と販売所を設け、精神障がい者やひきこもり者の職場とする計画だ。保護者も共に働ける職場とする事で、子どもの様子を見守りながら自立を確信でき、安心に繋げようとも考えている。

《グラッチェ・ラボ岡山のミッション》

 胸には熱いロマンを抱いているが、困難な状況に心が折れて夢を失いかけている人。そういった人々をもう一度輝かせることが使命だと田中さんは言う。人生の更なる高みを目指して羽ばたき、最高のストーリーを描いて欲しいと。グラッチェ・ラボ岡山はそのための支援にチャレンジし続ける。

 

《グラらぼプロジェクト始動中》
グラッチェ・ラボ岡山ではひきこもり、心に障害をもたれている方やサポートされているご家族の家族会を設けている。
入会等お問い合わせは以下にご連絡を!
〒700-0807岡山県岡山市北区南方2丁目13-1
岡山県総合福祉・ボランティア・NPO会館(きらめきプラザ)2階
岡山県ボランティア・NPO活動支援センター(ゆうあいセンター)4号室
電話:090-2861-6463(田中)
メール:grazie_lab_okayama_3002@yahoo.co.jp

 

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