ボランピオ

「春やな。」
「桜がきれいに咲いたね～。」
「せやな。一日中眺めときたい。」
「『眺めときたい』って君、昨日も日がな一日ずーっと縁側にいたじゃないか。」
「ちゃんと起きてたよ！」
「…。寝てたんだね。」
「春眠暁を…」
「覚えず…とか言わないで、ほら君が前に言ってた社会福祉協議会さんの記事があるから読んでみなよ～。」
「おぉ。前に社会福祉協議会さんのまるごとカフェにボランティアに行ったって記事があったな。」

≫ 社協ボランティア・ＮＰＯ活動支援センター アクションプラン2015を通して ～ボランティアセンターの機能充実・強化と今後の事業展開について～

「社協さんにも色んなお仕事があるんやなぁ。」
「そうだね。何気なく利用しているボランティアセンターだけど、こんな方針で取り組んでるなんて知らなかった。」
「勉強になるわ。奥が深い…。」
「勉強と言えば、最近CSR相談員の小桐さんのところへ足しげく通ってるね。」
「せや。今回はレポート見せてもろたよ。岡山の話やったし、ぜひ読んでほしいねん。」

≫ 岡山で初めてISO26000に準拠したCSRレポートを発行した「マスカット薬局」

「これはおもしろそう！！ゆうあいに行って僕も読んでみるよ。」
「ゆうあいセンター、意外と色んな本があるんやで。新刊も少し入っとったわ。」
「へー、そうなんだ。そういえば君、この間大学に原稿集めに行ってたけど集まった？」
「任してや！この足でちゃんと集めてきたで～。今回も力作揃い！」
「車で連れてってもらったんでしょ？近いのに。」
「えぇやん別に。学生さんがインタビューして自分たちの言葉でちゃんとまとめたはる。」
「君、やっぱりまんまるだよ。」
「えぇねん、まんまるでもシュッとしてても。どちらも中身が詰まってんねん！」

≫ 不登校児童が未来へ歩むための道標～インタビュー「NPO法人すたんど」～
≫ 「統合ケア」で新しい世代間コミュニティを～インタビュー「NPO法人元気交流クラブたけのこの家」～
≫ 親子が気軽に集える場 ～インタビュー「ＮＰＯ法人子育て応援ナビぽっかぽか」～
≫ みんなでいっしょにごはんを食べよう それぞれに役割のある場所を目指して ～インタビュー「岡輝みんな食堂」～

「大作だね。君のオチは面白くなかったけど、これは読み応えがあるなぁ。」
「せやろ。学生さんたち、秋からずっと準備したはったんやで。」
「秋から？」
「うん。課題とそれを解決するための団体さん、どういうのがあるか調べるところからしたはんねん。」
「そこから取り組んでいたのか。」
「せや。その後、自分たちの関心事に合う団体さんに自分たちでアポとってインタビューをして、それから記事を書いてはんねんで。」
「へ～。それだけ取り組んだら、自分の書いた記事とか取材先に愛着湧きそうだね。」
「そうやなぁ。ところで次の記事は誰の記事？」
「次のはゆうあいセンターのボランティア(ゆうボラ)の福山さんの記事だよ。」

≫ ESD（持続可能な開発のための教育）へのはじめの一歩

「なるほど…。確かに調べるっていう行動は、活動へのはじめの一歩かもしれへん。」
「あ、そうそう。福山さんみたいにゆうあいセンターで活動するボランティアも募集しているみたいだよ。」

≫ ゆうあいセンターボランティア大募集！

「えぇなぁ。育み隊やりたい。」
「君、生き物の世話できるの。」
「…。ゆうあい君、得意やん。」
「僕は違うとこの活動に専念したい。」
「そない殺生なこと言わんと一緒にやろーな。」
「ほんとにやりたいならスタッフさんと相談しなよ。君仲良しじゃないか。」
「…えぇんかな。そんなんでやっても。生き物好きやけどあんまり知らへん。」
「どうかな。それも含めて相談してみたらいいんじゃない。聞かなくちゃ始まらないよ。」
「そうじゃな。」
「!?『そうじゃな』？ 君、岡山の人だっけ？」
「そうじゃななんて言うてへん。」
「ふーん。まぁどっちでもいいけど。さ、僕は4月の講座の申込みを忘れないうちにしとこうっと。」

≫ ゆうあいセンターのホームページリニューアル中！！

「ゆうあい君、いつも情報掴むの早いなと思ててんけど、HP見てたんやな。」
「センター君、今更？」
「だって見づらかったんやもん。」
「うん、確かに。」
「だいぶ見やすくなったやん。参加意欲もあがりそうやな。」
「また定期的に覗いてみよっか。」
「せやな～。ゆうあい君、今日はこれから何しはんの？」
「いつものボランティア」
「ふーん。ほな僕は縁側へ…」
「参加意欲あがったんじゃないの？」
「えぇやんたまには。春だもの。」
「春だから、頑張ろうよ！」
「じゃあねーゆうあい君。4月からもよろしくね♪」

≫ ゆうあいからのThanks