「ゆうあいクエストⅤ~小学生のためのオンライン・ボランティア体験講座」
今年度は初めて、秋たけなわの2020年10月31日(土)に開催しました。
第3回目にあたる今回のクエストは「国際協力~海外支援をしている現場の人に話を聞き、みんなで考え話し合ってみよう」
AMDA-MINDS(アムダマインズ)で海外事業運営に携わる林裕美さんをゲストに迎え、小学生にもわかりやすい「国際協力」のお話をしていただきました。
最初に林さんが読んでくださったのは『地球村の子どもたち 途上国から見たSDGs① 格差』という写真集。途上国に暮らす子どもたちがどのような暮らしをしているのかが、写真と文章でリアルに書かれています。林さんの朗読を聞きながら、自分たちと同じくらいの歳の子どもが学校に行けなかったり、危険と隣り合わせの暮らしをしていたりする日常を知り、自分たちの暮らしとの違いについて考えました。
次に、林さんが所属するAMDA-MINDSがどのような活動をしているのかを教えていただきました。支援のしかたにはさまざまな方法があり、アフリカ、アジア、中南米の途上国と呼ばれる国々で、その国に合った様々な活動をしていることがわかりました。
なかでも林さんはホンジュラスに滞在経験があり、ホンジュラスの人々や挨拶、食べものの紹介も!これにはみんな興味津々。「ホンジュラス・クイズ」も出題されました!
みんなからはあらかじめ「林さんへ質問してみたいこと」を聞いていました。"ボランティアだとお金をもらえないと思うんですが辞めたいと思った事はありますか?具体的にどのような活動をされているんですか?""なぜ、ホンジュラスに行こうと思ったのですか。海外で生活するために、していてよかったと思うこと、もっとしておけばよかったと思うことは何ですか。"どの質問にも林さんは丁寧に答えてくださり、将来海外で働いてみたいという、そばで一緒に講座を聞いてくれていた参加者のお姉さんにもアドバイスをくださいましたよ。
今回、林さんのお話を聞いて、みんなそれぞれに自分たちでできることはなにかを考えました。古切手を集めたり、募金をしたり・・・自分たちにとって身近なボランティアをすることで、遠い海の向こうで暮らす途上国の人たちとつながっていることがわかったね。
これからは海外にも目を向けて、自分のできることを始めてみよう!
「ゆうあいクエストⅤ」第3回、参加してくれた皆さん、ありがとうございました!
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