「ゆうあいクエストⅤ~小学生のための夏休みボランティア体験」2日目を2020年8月20日(木)に開催しました。
第2回目のクエストは「西日本豪雨災害から生まれた絵本『ブラザーズドッグ』をみんなで読んで考えよう!」
1冊の絵本をみんなで読むという試みに、今回は3人の小学生が参加してくれました。
まずいつものように「ゆうあいセンターの紹介」からスタート。
そして「ボランティアミニ講座」です。
今回もオリジナル番号札を使って。楽しく学んでくれたかな。
そしていよいよ本日のメインプログラム。『ブラザーズドッグ』の朗読に入ります。読むのは、絵本の読み聞かせ経験の長い、こちらのスタッフが担当。
2018年に倉敷市真備町で起きた西日本豪雨で被災した2匹の兄弟犬チョコとミルクの物語。オンラインでの読み聞かせということもあり、どうすればこの絵本が伝わるかを考えて準備をし、みんなのこころにひびくと良いなと工夫をしながら丁寧に読みました。少し長いお話でしたが、みんな真剣に聞いてくれていました。
読んだ後は、みんなでその感想を発表し合いました。かなしいお話だった、犬の絵がかわいかった、最後はあったかかった・・・思ったことを伝え合った後に、真備町で起こった災害のことやお話のもとになった実際のチョコとミルクの写真を見て、少し考える時間をもちました。
最後に書いてもらった今日の絵日記には、「犬もだいじょうぶなひなんじょがあるといいな」「できる人ができることを少しずつやると良いとわかった」「さいがいがおきたら自分がどうすればよいかなんとなくわかった」みんなが考えた嬉しい意見がたくさん書いてありました。
また自分でも読んでみてね。あたらしい発見や感想があるかもしれないね。
最後にみんなで写真撮影!
参加してくれたみんな、どうもありがとう!
今年のゆうあいセンターの「夏休み子どもボランティア」。コロナ禍、初の試みでオンラインでの開催となりましたが、おかげさまで楽しいボランティア体験プログラムを行うことができました。ご参加ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。今年度はまた秋ごろ開催を予定しています。小学生の皆さんのたくさんのご参加をお待ちしています!
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