岡山県の不登校の子どもは小中合わせて2,280人。(2012年9月11日公表)
100人に1.37人の子どもが不登校になってしまっているという現状があります。
この100人あたりの数字で考えた場合、岡山県の不登校児は全国で2番目に多いことになります。
(内、小学校では599人、中学校では1681人の子どもが不登校となっています。)
では、どのようなことが理由になっているのでしょうか。
文科省による「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査(平成23年度)」では、全国の子どもたちの不登校になったきっかけと考えられる状況の調査結果を報告しています。
小学生・中学生ともに多いのが
「不安などの情緒的混乱」
「無気力」
「親子関係をめぐる問題」
「いじめを除く友人関係をめぐる問題」
といった理由になります。
小学生では
「家庭の生活環境の急激な変化」
「病気による欠席」
中学生では
「あそび・非行」
「学業の不振」
と、年齢に応じて理由も変化しているのがわかります。
理由の根本はひとつだけではなく、
学校に係る状況、家庭に係る状況、本人に係る状況と様々であり、
子ども達を支えるさまざまなサポートが必要なことがわかります。
児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査(文部科学省調査)
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