ボランピオ

ボランピオ vol.4

「学生が社会に入っていく。」(ティーチイン岡山さん)

2014年03月23日 11:14 by yohei_iguchi812
 

原発、ハンセン病、いじめ、・・・

私たちの社会には数多くの社会問題が存在している。

それらは、私たちには関係のない世界の話なのだろうか。
 
どこか遠くの人たちの問題なのだろうか。

いや、決してそんなことはない。
 
私たちの身近なところで、
 
もしかしたらあなたが当事者になるかもしれない、
 
いや実はもうあなたも関わっているかもしれない社会問題は、
 
たくさん存在しているのだ。
 
 
 

 

今回取材したのは、
そんな社会問題の解決に向けての、
ワークショップイベントの企画運営を主として活動している、

岡山大学の「ティーチイン岡山」

現在は教育学部の学生を中心に活動を展開している。
 
今年度は全部で4回のワークショップを実施。

第一回は参院選について。
第二回はSNSの問題について。
第三回は原発について。
第四回はハンセン病について。
 
 
 
 
私自身、同じ学生という立場として、
取材前からティーチインの活動は知っていた。
毎回レベルの高いワークショップを展開しており、
参加者の評価も高いことも。
 
そして同じように企画運営を行っている身として、
社会課題の解決をテーマに持ってくることの難しさは、
想像に足るところがあった。

一体どういう企画のやり方を取っているのか。
またそこにあるメンバーの想いはどういうものなのか。
 
純粋に聞いてみたい、という思いで取材に臨んだ。
 
 

迎えてくれたのは、
森分志学さんと、松本千明さん。

お二方とも、取材としての言葉を聞く前から、
何かの気迫が感じられる立ち居振る舞いである。
 


まずは「企画の立て方について」から伺った。

あれだけのクオリティーの企画を立てるのだ、
長期的に取り組むか、短期だがものすごい時間をかけるかどちらかだろう。

そんな予想は、半分当たり、半分外れることになった。
彼らが行っていることは大きく二つ、

「インプット」と「アウトプット」

前者は自分に知識を詰め込む個人作業で、
後者はそれを元にメンバー同士で詰めていく作業だ。
前者はまちまちだが、後者にかける時間はおよそ一ヶ月。
企画の直前は毎日行うという。
時間で考えると、
一つの企画に書ける時間は100時間を超えるのだという。

やはり、そうとうな時間を要していた。
 

 
 
それほどの時間をかけている。
嫌になること、迷うことはないか、という質問に対して、
彼らは口をそろえて、

仲間と共に迷うことも楽しい、と答えた。

ここは非常に共感することができる。
私も活動をしていく中で、もちろん楽しいことばかりではない。

しかし、
私が目指しているもの、
私たちの団体が目指しているもの、
 
そこにきっとある「今より良い社会」
 
そしてそんな同じ想いを持って頑張る仲間の姿

それらの存在が私を後押ししてくれる。

 
逆に言うと、

"突き通す軸”と"心からの仲間”がなければ、

きっとどこかで折れてしまうのだと思う。 
 
 

今回取材したお二人もまた、

それぞれの想いと目標、
団体としての想いと目標、
 
を明確に持っていた。
その上で、信頼できる仲間と共に切磋琢磨していた。
 
何よりも、
直接人と話すことが好きで
真剣に話すことが好き。

それをワークショップにどんどん反映させていきたい、と語る。
 
 

その上で、活動の展望を伺った。
 
地域の社会課題に取り組んでいる団体として、
もっともっと活動の場を広げ、
より多くの人に知ってもらいたい。
 
またそれはメンバー構成にも言えることで、
地域の人も巻き込んで、企画を考えるのも面白いかもしれないですね、
と語ってくれた。
 
 
 

私が取材の前に思っていたこと。
企画の立て方、メンバーの想い。
もちろんテクニカルな部分もあるだろう。
しかしそれ以上に大切なのは、

"学生が社会に入る楽しさ″を感じることなのかもしれない。
 
それだけ今岡山の学生は、
社会に入り、そこで自分たちにできることを模索し、活動している。
 
ティーチイン岡山をはじめ、様々な学生の動きにぜひ注目していただきたい。
 
(ソーシャルライター : 井口 陽平 )

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