「環太平洋大学国際ボランティアサークルTSUNAGU」は2013年12月に結成されたボランティア団体。
まだ5か月。できたてほやほやのサークルだ。
設立の経緯はその年に夏に立ち帰る。
インタビューを受けてくれた、藤島さんは初めてカンボジアを訪問した。
「スタディーツアーのプログラムを組んでもらい、カンボジアの教育現場をみたんです。
実際にいってみて何かをしなくちゃ、という想いが強くなりました。
日本にかえってきて、夏休みに同じようにカンボジアにいった3人が偶然集まりました。
カンボジアにいったのはそれぞれ別で、みんな、何かをしたいという想いがあって活動をはじめることにしました。
実際に団体となったのは12月ですが、夏が明けたころから3人で準備をしはじめました。」
TSUNAGUの活動は大きく分けて3つある。
1つ目は、使わなくなった教科書回収。
2つ目は、募金活動。
3つ目はスタディーツアー。
今後、TSUNAGUを通じて何を達成していきたいのか。
藤島さんの目標を尋ねてみた。
「小さな目標と、大きな目標があります。
小さな目標ですが、まずは使わなかった教科書回収を広く確立させることです。
使う時期が限られてしまう教科書を回収し、古本としてお金にする。この取り組みは岡山では初めてになります。
生活のなかでつかわれなくなってしまうものを、だれにつながる形にする。無駄がなくなる仕組みになると思っています。
大きな目標ですが、子どもたちにとって、「学校が面白い」と思える状況をつくることです。
多くの人にカンボジアに出向いてもらい、実際の(特に教育の)現状について知ってもらうことを目標にがんばっていきたいと思います」
2013年12月から5か月。
自分たちが集めた古本で 集めた寄付金を初めて現地NGOに送ろうとしている。
これから春先にはフリーマーケットなども開催する予定。
「子どもの笑顔のために何かしたい!」
そんな方はTSUNAGUの活動を通じて、カンボジアにつながってみてはいかがだろうか。
■ IPU 国際ボランティアサークル「TSUNAGU」 ■
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