ボランピオ

2014.7.1 刊行

【ボランティア体験記】ボランティア活動の思い出

2014年07月01日 14:37 by youi_center

 

 

日本に留学生として来日し、早13年になります。今、思えば、あっという間に過ぎてしまいました。この間、いろいろな事があり、現在は、日本の生活にも慣れ、良い人間関係を築いております。これからは私が日本の皆様に恩返しすべく、ボランティア活動を頑張りたいと思っております。

以前、ボランティアで中国語の教師をしていました。「中国語がどうしたら早く上手に話せるようになりますか?」「良い勉強方法があればぜひ教えてください」という質問をよく受けました。語学はテキストとノートを使って学ぶことも大切ですが、なんといっても中国の人と片言でも会話をして、中国語の発音が聞き取れるようになるのが一番です。相手の発音が聞き取れれば非常に上達します。「テキスト3割、会話7割」 ぐらいの感じで反復していけばよいと思います。

漢字で書くと同じでも、中国語と日本語では意味の違うものが有ります。例えば、「手紙」ですが中国では「トイレットペーパー」と言う意味です。「老婆」と言えば、中国では「奥様」の意味です。虫眼鏡は中国では神話小説のなかに虫がメガネをかけていることです。そういう風に、日本語との違いに興味を持ちつつ勉強すれば面白いものです。

高度な会話ができなくても、簡単な会話ができるようになればお互いに意思の疎通がはかれて、ちょっとした国際人になれます。少しずつ楽しみながら始めは身ぶり手ぶりでも楽しく勉強するのがこつだと思います。

中国語を教えると同時に、生徒のみなさんが話す日本語を聞いて勉強することができました。また、言葉以外にも多くのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。

今まで、日本でいろいろな人と知り合いになり支えて頂き、心から感謝を申し上げたいと思います。そのお礼に、私は自分のわずかな力で何か皆様に対するお手伝いをしたいという思いを持っていました。ボランティア活動に参加させていただいたことによって、その思いが実現できて、私は嬉しく思っています。

今回「ゆうあいセンター」のボランティア活動に参加させてくださったことは私にとっていいチャンス、大切な体験、また、忘れられない思い出でした。来る前に私は頭の中でいろいろなことを考えていました。私にできることは何だろうかと思い、来る前から緊張していました。「ゆうあいセンター」のボランティア活動で何をやるのか分からなかったからでした。そして、自分に何ができるのかも分からなかったからでした。

実際、私に対して「ゆうあいセンター」の皆様は笑顔で互いに挨拶し、優しく、熱心に向き合ってくださって感動しました。私に任された仕事は大したことではありませんでした。思ったより簡単な仕事でした。しかし、よく考えてみると小さいことから始め、人と出会うことを通して、いろいろと良い経験を得ることが出来ました。また、お互いに感謝することによって信頼関係がつくられると確信しました。

短い期間のボランティアでしたが、私は皆様を手伝うことで、いろいろなことを学ぶことが出来、とても嬉しかったです。

                                                

                                          2014年6月4日

                                             劉 美華

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