先月11月29日(土)岡山県ボランティア・NPO活動支援センター「ゆうあいセンター」にて開催された「第2回高校生ボランティア・アワード2014」の実行委員として参加させていただいた、しもやまひなのです。今回で実行委員歴2年目です。
高校生という限られた期間の中で、
高校生自身の手で「ボランティアの良さ」を外部の方々に伝えられる場を作れたらなと思ったのが始まりです。
各学校で高校生が主体的に活動をしていても、外部の方々は知る機会がありません。
そこで、高校生の頑張りにスポットライトを当てたアワードを開催すると、
たくさんの方々に見ていただけるのではないかと思い、今まで作り手として活動をしてきました。
第1回目と第2回目で一番変わったことは”実行委員の人数”です。
1回目は、たった3人だったのですが、2回目は10人で活動しました。
主に、明誠学院高校のボランティア部、通称「ボラ部」の人たちが
ボランティア・アワードに興味を持ってくれて、8月頃から一緒に活動をしていきました。
ミーティングの場では、みんなが思ったことを発言できて、
笑顔が飛び交うような場にしたいと思い、
毎回ミーティングの進行をしてくださったゆうあいセンタースタッフの岩﨑さんと一緒になって雰囲気作りに努めました。
見えないように投票をするにはどんな形でするか、
審査員と一般の点数はどれくらいにするかなど、
当日ギリギリまでみんなで意見出しをしたのを覚えています。
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当日の役割は、自分のやりたい!と思ったものを選ぶことができ、私は司会進行という役を引き受けさせていただきました。
パートナーである北村汐里ちゃんと一緒になって司会原稿を振り分け、前日に掛け合いの練習をして当日を迎えました。
当日、出場校の高校生や審査員の方々、一般来場者の方々など、会場が満席になるほど多くの方にお越しいただきました。司会進行をすることの楽しさ、また、出場校の方のプレゼンテーションを近くで見ることができて、集中して活動を聞くことができました。
出場校の方々のプレゼンはそれぞれに良い個性があり、心に響く言葉や活動を広げていきたいという活気が伝わってきて、良い会になったと思います。
当日を終え、1番はボランティア・アワードが無事に終わったこと、そして、実行委員みんなの自信に繋がったことがとてもよかったなと思いました。
振り返りミーティングのとき、何かイベントを企画したい!と実行委員が口をそろえて言っていて、積極的になっていく姿を見ることができて嬉しいなと思いました。
そして、出場校の方々からの反響をアンケートから読み取ることができて、自分の自信にも繋がりました。
どんどん成長していく後輩の実行委員に私から言葉を残すとするなら、
”実行委員の仲が当日の会場の雰囲気を作る”と思うので
”なんでも言える関係”をこれからも大切に築いていってほしいと思います。
(書き手・しもやま ひなの)
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しもやま ひなのさん
平成8年生まれ。課外活動では「進路や働き方を模索する若者」と「地域の既成概念にとらわれない魅力的な働き方をしている大人」がつながるきっかけの場をつくり出す活動等を展開する「NPO法人だっぴ」の企画にも携わるなど、幅広く活動されています。
(ゆうあいセンター 岩﨑 春加)
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