ボランピオ

2015年1月発行

【ボランティア体験記】ボランティアで、拡げる。

2015年01月07日 09:14 by youi_center

「ボランティアでとにかく活動している男の子がいる」

 ひとりの青年が、密かな噂になっていました。週末はボランティアに出かけ、さまざまな活動をこなし、夏休みなど長期休暇の時にはボランティアで出かけすぎてスタッフと間違われてしまうほどだとか。


 彼がボランティアをするのはどうしてなのだろう?

 

 そんな疑問から「ボランティアについてお話を聞かせてもらえないだろうか?」と聞くと、「勿論!」と元気のよい返事が返ってきました。 

「こんにちは~」とやってきたのは、人懐っこい優しそうな青年。
まだ少年のようなあどけなさも感じます。

名前は西崎嘉展くん。岡山科学技術専門学校の2年生。山口出身。岡山にくるのは進学するのがきっかけとなっていて、それまで縁もゆかりもなかったそう。

「実は僕、岡山にきて3日目にボランティア探しを始めたんです」


まだ来て間もないなか、まずボランティア探し?

 「実は、高校を卒業するころから、ボランティアを始めるのは決めていたんです。僕は山口出身で、岡山に知り合いはほとんどいない。だから、岡山でどうやったら多くの人と出会えるか。そう考えたときに、ボランティアがいいんじゃないかなって」

 

一番最初に始めたのは?

「社会福祉協議会でボランティアを探しから始めました。

 そこの職員さんがとても面白い人で『自分も個人的にボランティアをやってるから、どこかであったらよろしくね』とおっしゃってくれて。運命のような話なんですが、説明が終わったあと、僕がなんとなく手に取ったチラシの講座にいったら、その職員さんがいたんですよね。その縁で友達に。不思議なんですけど、最初の友達は社協の職員さん、ボランティアに関する人だったんですよね。」

 

「そんな感じで、活動をしている方がそばにいることもあって、多くの活動をしました。福祉施設のボランティア、施設のボランティア、イベントの運営スタッフ、ごみ拾い。どれも自分の世界が広がっていくようで楽しかった。」

 

 

「ESDについて知りました。面白そうって、心に残ったんです。で、しばらくしてある公民館でESDが活発だと聞いて、訪ねていきました。そこでもボランティアを始めました。

 そこの館長さんが凄くステキだったんです。

 子ども達と関わるボランティアをするなかで、そこの館長さんとお話をするなかで、自分の人生について考える機会もありました。ボランティアをひと段落させたあと、館長さんがやっている剪定のお手伝いをすることもありました。そこで、昔その館長さんがそういった関係の経験もされていたこともあり、そういった仕事にも興味を持つようになっていきました。 

僕がボランティアを始めた理由は"いろんな人との良い出会い”がほしかったから。
ボランティア活動をする中で、尊敬する人にであい、自分がしてみたい仕事のイメージができ、それが実際の形になってきている。

自分でいうのもなんですが、不思議で面白いなって思います」

 

これからもボランティアを続けていくのでしょうか?
もし、それに理由があるならそれも教えてください。

「今でも、ボランティア活動を続けているのは、自分の尊敬する先輩が色んなことをしているから。その人をめざして、僕もボランティアをはじめとし、色んなことにチャレンジしていきたいと思います!」


 

彼がボランティアを続けている理由。
それは常にワクワクする、何かを探しているからかもしれません。

普段とは違う視点で、地域とふれあったり、興味を強くもつきっかけになる。
そのような可能性がボランティアにはあるのかもしれません。

 

 

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