ゆうあいセンターでは、岡山県内17大学を対象に、学生が社会参加をしやすい環境を大学がどの程度設けているかを明らかにするための調査を実施しました。
NPO等の非営利組織の活動への参加だけではなく、県内の行政機関、企業、地域活動(町内会活動等)への「参加しやすい環境」づくりについて調査しております。
今回の記事では調査内容の一部を紹介させていただきます。
一番参加しやすい環境は「企業」
4つの部門のなかで一番高いのが「企業」という結果が出ました。
就職活動などが厳しくなる世の中で、学生の関心度が高く、大学が積極的な取り組みを行っていることが窺えます。
「仕組み」の必要性はある? ない?
今回はあくまで「仕組みがあるかどうか」の調査です。
大学によっては学生の皆さんが活発であり、「仕組みが必要ない」ということもあるかもしれません。
では、仕組みの必要性はあるのでしょうか。
今回別コラムにさせてもらった「社会と向き合う僕たちへ」で学生の一人がこう呟きました。
「就職活動を始めると、今まで一緒にまちづくりをしていた友達がぴたっと活動をやめてしまうことが多くあった。」
まだ地域の非営利活動やボランティアの活動については、特別なものと感じる人が多いのも現状です。
いかに学生たちへ情報が届くか、必要に応じてコーディネートできる存在がいるかどうかは社会参加を促すのに大きく影響すると考えられます。
参加の環境を整えていく必要があるとともに、
仕組みを活用していくために団体なども情報開示を行うなど、信頼性が問われることも同時に必要となってくるのではないでしょうか。
その他、調査報告書についてはコチラからご覧ください。
-------------------
◆調査報告書の内容
調査の結果
Ⅰ.調査全体から見えてきたこと
Ⅱ.非営利組織における各指標の特徴
Ⅲ.地域活動における各指標の特徴
-------------------
読者コメント