ゆうあいセンタースナップ・リレー②~夏ボラver.~
今回のゆうあいセンタースナップ・リレーは特別編として拡大版でお届けします。
インタビュアーとして来館中の利用者の皆様にインタビューしてくださったのは、岡山市社会福祉協議会さん主催の「夏のボランティア体験事業」(通称:夏ボラ)に参画し、ゆうあいセンターでボランティア体験中の中学生、高校生の皆さんです!
皆さんは、どんな方々に出会い、お話を聞いたのでしょうか??
それでは、スタートです♪
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岡山県詩人協会さん
(インタビュアー:三和栞さん/高校3年生)
Q.どんな活動をされていますか?
A.普段はたくさんの詩人グループの詩集や詩を読んだり、それぞれの作品を見せあったりしています。また詩人協会に加入されているグループや個人の作品を集め、詩集にもしています。ほかにも朗読会や詩の大会、小中学校に詩の書き方の講座を開きに行ったり…詩についてたくさんの活動をしています。
Q.私は将来小説家を目指しているのですが、作品を作る際に重要なことや大切なことなどがあれば教えてください。
A.なかなか難しい、深い質問ですね。例えばですが小説の中に詩を感じられるものは素敵ですね。詩は一瞬一瞬を短い文章で綴るもので、小説は時代や話の流れを綴るものですが…その一瞬一瞬を魅力的に書ければもっと小説も奥が深くなると思います。また、直感的に、自己を見つめながら自分をさらけ出すように文章を書くことも大事です。たくさんの詩などを読むとき共感することがありますが、そんな詩はその人にとってかけがえのない作品になると思います。
Q.最後にゆうあいセンターに一言お願いします!
A.いつも利用させていただいています。印刷機など無料で貸出していただけるのは印刷物が多い時などとても助かっていて、ありがたいです。
★お忙しい中のインタビューをありがとうございました!皆さんの言葉を大切にし、私も作品作りに励みたいと思います!
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ゆうボラさん(Mさん、Sさん、Yさん)
(インタビュアー:三和栞さん/高校3年生)
Q.ゆうあいセンターに来てボランティアを始めようと思ったきっかけを教えてください。
A.
・ゆうあいセンターでのボランティア入門講座に参加したことがきっかけです。
・もともとボランティアに少し関心がありました。そんな中ネットでゆうあいセンターの存在を知って、足を運んでみて、そこでスタッフの方から後押しされ、始めました。
・大学の課題でボランティアについてのレポートがあり、そのために始めたのがきっかけですが、始めたからには続けたいと思い、楽しみながら継続しています。
Q.みなさんにとってボランティアって何ですか?
A.
・社会参加や社会とつながりを持つ方法のひとつだと思います。
・誰かや何かの役に立てる方法のひとつ。
・異なる年代の方と関わりをもてたり、普段の学校生活では体験できないような経験ができる。
Q.皆さんにとってゆうあいセンターってどんなところですか?
A.
・あわただしい日々の生活の中のオアシス。
・優しさやあったかさがあって…好きです。
・利害関係や損得関係なく、ボランティアができる環境を整えてくれるところ。
・自分のペースで、得意分野を活かせるところ。
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坂田一男研究会さん
(インタビュアー:柴田潤さん、鈴木哲平さん/高校1年生)
Q.どのような活動をされているのですか?
A.画家の坂田一男さんやその作品を全国にPRする活動をしています。今日は年に1回発行している会報を関係者や美術館に謹呈するための準備をしています。
Q.なぜ坂田さんについて研究されようと思われたのですか?
A.坂田さんは岡山出身で、ピカソが創始したキュビズムという画風を本格的に学んだ、日本では数少ない画家なのですが、あまり有名ではありませんでした。しかし、調査の結果、熱心なファンが多く存在していることが分かり、そういったファンの方々や、美術に関心があるけれど、まだ坂田さんについてあまり知らないといった方々のためにその魅力を伝えようと思い、研究会を立ち上げました。
Q.ゆうあいセンターの魅力はどんなところでしょうか?
A.編集や印刷のための設備が揃っているところですね。また、職員の方々がボランティアの方々を親身に応援されていて、私達にとってなくてはならない存在です。
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NPO法人マザーリーフさん
(インタビュアー:柴田潤さん、鈴木哲平さん/高校1年生)
Q.主にどのような活動をされているのですか?
A.子育て支援や不登校、引きこもりの子ども達の支援活動をしています。また、月に2回ほど高齢者施設を訪問し、高齢者の方々と触れ合う活動もしています。
Q.今日はゆうあいセンターでどのような活動をされているのですか?
A.高齢者施設で花笠音頭という踊りを披露するのですが、そのための準備をしています。
Q.「マザーリーフ」という名前の由来を教えてください。
A.「マザーリーフ」という植物の名前が由来です。マザーリーフは、葉っぱからたくさんの花を咲かせます。マザーリーフの葉のように、仲間同士集まり、助け合い、一枚の葉からどんどん花を咲かせるようにたくさんの人を支援していきたい、という想いが込められています。
Q.ゆうあいセンターの魅力はどこでしょうか?
A.職員の方々がとても明るく、親切で温かいところです!
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認定NPO法人おかやまエネルギーの未来を考える会さん
(インタビュアー:石本一葉さん、高橋晴香さん、貝原奈々子さん、井澤菜月さん/中学3年生)
Q.どんな活動をされているんですか?
A.主に、エネルギーや環境の観点から、地球を救うための活動をしています。この活動には大きく分けて三つあります。
一つ目は自然エネルギーの導入拡大支援です。例えば市民協同でお金を集め、太陽光発電所を設置し、そのエネルギーを売って得たお金を活動資金にしたり、市民の皆さんにお返ししています。また、その太陽光発電所を図書館や保育園に導入したり、山奥などの、スペースが空いているところに市民が太陽光発電所を設置する支援等もしています。
二つ目はエネルギーの大切さを普及する活動です。小学校へ授業に行ったりもしているんですよ。三つ目に、行政への政策提言も大事な活動の一つです。
Q.今日はゆうあいセンターでどのような活動をされているのですか?
A.「西粟倉村エコツアー」にむけた会議をしていました。
Q.ゆうあいセンターのどんなところが活動に役立っていますか?
A.大人数での会議や理事会の際などに会議室をお借りしています。駅からも近くてとっても便利です。また、特に宣伝したい事業やイベントのチラシを置かせてもらったり、広報面でも協力していただいています。
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インタビュアー経験は初めてという皆さんでしたが、中学生、高校生の視点で色々な利用者さんにお話を聞かれていました。
今回のインタビューの中で、
「自分の知らないいろいろな活動があって驚いた。」
「もっと色々な人、団体さんのお話を聞いてみたい。」
「皆さんそれぞれのやりがいを持ち活動されているのを見て、聞いて、自分も見習いたいと思いました。」
など、色々な発見や気付きがあったようです。
そして、このように他者の活動について知り、それをまた社会に伝えていくこともボランティアの一つであることを、実践を通じて、感じてくださったのではないでしょうか。
インタビューに答えてくださった利用者の皆さん、インタビュアーとして活動してくださった中学生、高校生ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました!
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