ボランピオ

vol.43(2024年1月号)

【開催しました】高校生同士の交流を大切に!!「第11回 岡山高校生ボランティア・アワード NEXT」

2024年01月30日 18:32 by youi_center
2024年01月30日 18:32 by youi_center

【開催しました】高校生同士の交流を大切に!!

「第11回 岡山高校生ボランティア・アワード NEXT」

 

岡山高校生ボランティア・アワードとは、ボランティア活動に励む高校生が、
自身の活動についてプレゼンテーションを行い、その努力を讃えるイベントです。

「誰かのために」行うその活動が、社会のためになっているということを、私たちはもっともっと多くの人に伝え、若者の背中を後押ししたい。
そんな思いから、この企画は生まれました。

 
       (写真:第11回 岡山高校生ボランティア・アワード NEXTより)

 

「岡山高校生ボランティア・アワード」は、2013年からこれまで、県内のボランティアの活動を行う高校生の発表の場となり、より多くの高校生が参加しやすいように県内で開催場所を変えつつ、毎年1回開催。
岡山の高校生の様々なボランティア、社会貢献、地域活動の取り組みを発表する機会となってきました。

そして「岡山高校生ボランティア・アワード」は昨年度、第10回の区切りを迎えました。
コロナ禍の影響もありオンライン企画となった第8回、第9回を経て、第10回目は、岡山市内で現地にて、一堂に会して開催。
一次審査を通過した、過去最多の18団体が発表をし、盛況のうちに幕を閉じました。

しかし感染予防への配慮もあって第10回アワードは発表と表彰をメインとした企画となったこともあり、今後はぜひ、ボランティアや地域活動をする高校生同士で、交流をできるプログラムの企画実施をしてほしいという声が、当日の参加高校生や観覧者、関わって下さった高校関係者の皆さまから多く寄せられました。

 


       (写真:第10回 岡山高校生ボランティア・アワードより) 

 

発表者、実行委員、来場者のさまざまな立場で集う、高校生同士の交流の場を持ちたい。

高校生同士、高校生と助言者(審査員)、高校生と市民活動に取り組む大人等が関わり、交流や情報交換をできる機会を設け、横や縦のつながりができること。
アワードでの発表と交流を通して、開催当日以降の高校生の活動の充実や、他組織・他者との協働・連携につながるきっかけとなること。

この10年の間には、高校生をとりまく環境もさまざまに変化をしてきており、高校の課外で高校生が取り組みを発表する場は県内でも全国規模でも増えてきました。
また高校生や関係者から、学校で取り組むボランティアや探究活動などで、地域との協働も進んでいることを伺っております。

 

 
       (第11回 岡山高校生ボランティア・アワード NEXTプログラムより) 

 

第11回となる今年度アワードでは、このような状況のもと、県内高校生らが
「次なるステージへまた一歩」進んでいかれるよう、「第11回 岡山高校生ボランティア・アワード NEXT」として開催。

自らのボランティアの取り組みを発表し、多くの方に知っていただく機会は継続しつつ、さらに一歩進むために。

「岡山高校生ボランティア・アワード NEXT」では、
県内各地域、それぞれの場で社会貢献やボランティアの活動を行っている高校生同志の交流の場を! プログラムを通してお互いに情報交換をし、次への繋がりをつくる機会として、

第11回 岡山高校生ボランティア・アワード NEXTを、2023年11月11日に、きらめきプラザ(岡山市北区)にて開催いたしました。

当日は、3部構成のプログラムで
1.出場者によるプレゼンテーション、審査員コメント
   +投票、表彰と講評
2.交流1(出場者の取り組みについて意見交換)
3.交流2(全体交流会、情報交換会)

 

交流1では、
発表をした高校生の取り組みについての意見交換という形で交流をしました。
グループに分かれて、発表者がふだん活動をしている中で工夫していることを聞いてみたり、活動の中で困っていることにアドバイスを求めてみたり。
今後への、改善策をお互いに話し合って、それぞれの活動に活かせそうな案を、全体に発表し、参加者皆に伝える場面もありました。

 

交流2は、全体交流会、情報交換会として和やかに交わる場をもちました。
表彰と講評、高校生実行委員によりアワードをいったん締めたあと、
発表者、実行委員、来場者のさまざまな立場で集い、それぞれの役割を果たした高校生らが、自由に歓談のときを。
自己紹介をしたり、いろいろな話題で盛り上がったり、気になる発表団体どうしで連絡先を交換しあったりし、
審査員や高校関係者、観覧者や保護者を含む、その場に集った大人の方々も高校生を応援するサポートの役割をしてくださり、
短い時間ではありましたが、楽しいひと時をもてたかなと思っております。

  

 

今回、第11回 岡山高校生ボランティア・アワード NEXTで大賞を受賞したチーム、
「倉敷中央病院ボランティア『グリーンはぁと』学生ボランティア」の、発表者お2人から、開催より2か月余り経ち、アワードのことを振り返ってのコメントをいただきました。

〈藤岡 岳飛さん〉
ボランティアアワードに参加し大変貴重な経験をさせていただけたことを感謝しています。
アワードで自分達以外の発表を聞くことで様々な形のボランティア活動があることを知りました。また他校の方達と直接交流をすることで、どんな思いでボランティア活動をしているかなどいろいろな考えを聞けたり、情報交換をすることで、新しい発見と学びがありました。
今回参加させていただいて、もっと自分の視野を広げていろんな角度から自分にできることを探してみようととても勉強になりました。
そして、これまで1人か2人で活動をしてきたので、こんなに同じ思いの高校生がいるんだと勇気をもらえてとても嬉しく思いました。
このたびの経験をいかして、これからも今までよりもっと多くの人を笑顔にできるボランティアをしていけたらと思っています。

〈守谷 友希さん〉
ボランティアアワードに参加して初めてプレゼンテーションを体験しました。
緊張したけど、貴重な経験が出来てよかったです。
参加者同士での意見交換会では、同じ高校生の色々な意見が聞けたり、どんなボランティアがあるのか聞く事が出来てよかったです。

 

 

本筋とは外れますが、コメントをくださった1月某日に、藤岡さんと守谷さんのお2人は、学校のテスト期間であったり、体調不良のためベッドからという条件にありつつ、考えてコメントをくださったことを、倉敷中央病院ボランティア『グリーンはぁと』のボランティアコーディネーター三宅さんから伺いました。
三宅さんの「条件の悪い中でも真面目に真摯に取り組んでくれる姿勢に私は、いつも励まされています。」との言葉を添えて。

藤岡さん、守谷さんからのコメントにもある、
当日集まった高校生同志で意見交換をしたことでヒントを得てこれまでの活動のバージョンアップにつながったり、交流を通してお互いに刺激を受け、今後も岡山で、それぞれの活動に楽しく取り組んでいくことになればと、
また、今回出会った人高校生同志のつながりが、これからもゆるやかに繋がっていくようにと、関わる私たちも、折々のサポートをしていかれたらと考えております。


 

第11回 岡山高校生ボランティア・アワード NEXTにご参加下さった皆さま、審査員の皆さま、企画運営に携わった高校生実行委員の皆さま、ご出場いただき、素晴らしい発表をされた高校生の皆さま、
アワード当日には場を共につくり、よき交わりの場を持てましたこと、ありがとうございました。

なお、高校生アワードの詳細は、以下の2つの記事をご覧ください。

第11回 岡山高校生ボランティア・アワード NEXT【出場者 & 審査員紹介】
https://20141126.publishers.fm/article/28155/

第11回 岡山高校生ボランティア・アワード NEXTの様子と受賞チームの紹介(令和5/2023年度)
https://20141126.publishers.fm/article/28123/

 

これからも岡山の高校生を、とくに高校生のボランティアの活動を、ともに盛り上げていきたいと思います。
「岡山高校生ボランティア・アワードとは、 高校生の、高校生による、みんなのためのイベント。」

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 

岡山県ボランティア・NPO活動支援センター「ゆうあいセンター」
岡山高校生ボランティア・アワード担当 白幡

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