1.はじめに
はじめまして!ゆうあいセンター・インターンスタッフの平川です。私は、10月からゆうあいセンターにてインターン・シップを行っています。
ボランピオ2017年12月号から、「インターンスタッフのつぶやき」と題しまして、私がインターン・シップ中に感じたことについて記事を作成していくことになりました。
今回は、第1回目ということで、私がゆうあいセンターをインターン・シップ先に希望した理由や、インターン・シップ中の課題、また、初めの1か月の間で感じたことについて、お伝えしていこうと思います。
2.何故インターン・シップ先にゆうあいセンターを希望したのか
私が在学している就実大学の経営学部では、2年次に4か月間のインターン・シップを行うというプログラムがあります。
多くの提携企業・団体が選択肢としてあった中、私は、何故ゆうあいセンターを希望したのか。その理由は、ボランティア活動について、更には、「NPO」という未知のワードについての興味があったということが挙げられます。興味がありつつも、ボランティア活動経験は殆ど無い上に、NPOについても、インターン・シップの希望先を考える際に初めて知った程度で、知識も全くありませんでした。そのことが、私にとってはマイナスではなく、魅力に感じました。自分とかけはなれた世界だからこそ、新しい発見や、出会ったことのない方達と繋がることができるのではないかと考えたのです。
そのため、私はインターン・シップ先にゆうあいセンターを希望しました。
3.インターン・シップ中の課題
私のインターン・シップの課題は、「若者の社会参画を推進するためのゆうあいセンターにおける取り組み」です。その中でも、内容としては、以下のように多く2つに分けることができます。
★実際にボランティア活動を行っている学生へのインタビューを行い、活動を始めたきっかけや、活動することの魅力について調査する。
★インタビュー結果を受けて、活動を行っていない学生へのアプローチ方法を考案する。
現在は、インタビュー内容や、回答の仮説の整理を行っています。
4.2か月こ経過して、感じたと
10月3日からゆうあいセンターにてインターン・シップを開始し、2か月がたちました。
この2か月間では、主にパソコンで課題関連の作業をし、講座や、イベントの振り返り会、更には、団体さんの報告会に参加させて頂く機会もありました。
その中で、ボランティアに対するイメージも変化していき、若者のパワーにも圧倒されることが多々ありました。
・ボランティアに対するイメージの変化
私が、ボランティアに対して抱いていたイメージは、無償である、面接時などの話題づくりになる社会貢献活動、余裕のある人が行う、といったものでした。
しかし、色々な場に参加させて頂く中で、ボランティア活動を行う高校生、大学生を接していくうちに、ボランティア活動とは、特別な人が行うような遠い活動ではないと気づきました。
ボランティア活動といっても、以前は、清掃活動や途上国支援といった内容しか思いつきませんでしたが、絵を描くボランティア、赤ちゃんを抱っこするボランティア、サンタクロースになるボランティアなど、分野はとても幅広いです。
このように、「自分の好きなこと、楽しいと感じる活動」が「誰かの役に立つこと」に繋がるような活動もあると知りました。
・人との出会い
私は、この2か月間のうちに幾つかの団体の学生さんとお話をする機会があり、どの出会いも、ボランティア経験が殆どない私には、衝撃的でした。
特に、岡山高校生ボランティア・アワードの高校生実行委員の振り返り会が印象に残っています。4人の高校生にお会いしたのですが、みんなさん、アワードが終わっても、また新しいことに挑戦したいという気持が、話す内容だけでなく、口調や、目つきから伝わってきました。私が緊張気味に質問を投げかけた際も、積極的にどんどん自分の意見を出してくださり、高校生の頃の自分とは大違いだと感じました。
何だか、自分がとても情けなく思えて、不思議と涙も流れてきました。そのくらい、自分に響くものがありました。
5.さいごに
インターン・シップを行っていると、企業先を友人等に尋ねられることが多くあります。その際には、NPO関連と答えるのですが、必ず説明が必要になります。以前の私も、NPOやボランティアとはかけ離れた生活をしていました。しかし、ゆうあいセンターで、インターン・シップを行っていくうちに、ボランティアに対するイメージも変わっていき、少しずつではありますが、知識も増えていっています。
そして、そのことを楽しいと感じています。
インターン・シップの期間は、残り2ヶ月とまだまだ時間があるので、インタビューを受けて下さる団体さんの紹介等、またこちらに掲載していきたいと考えています。
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