ボランティアやNPO活動に関わっていると、ESDという言葉をよく耳にする。
“Education for Sustainable Development”の頭文字をとってESD。
日本語では「持続可能な発展のための教育」と訳される。今、世界には環境、貧困、人権、平和、開発といった様々な問題がある。
ESDとは、これらの現代社会の課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組む(think globally, act locally)ことにより、それらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出すこと、そしてそれによって持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動である。つまり、ESDは持続可能な社会づくりの担い手を育む教育とされている。
(日本ユネスコ国内委員会の声明文より)
先ず、世界の課題を知り、全てが繋がっている事を実感し、出来る事から行動していく。
そういった仲間を創っていくこと。それがESDの第一歩。
世界の課題は、全てが喫緊であるが、日々の個人的な課題に流されて意識が向けられなくなってきた時、社会は持続不可能の方向に加速されてしまう。
ESDを分かり易く、ロールプレイングゲームを模した文部科学省作成のこのストーリーブックから始めてもいいのかも知れない。
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