親も子も、ホッとすれば元気になる。。。
不登校やひきこもりは、とらえ方次第で親子共に成長できるチャンスです。
頑張っても頑張ってもがんばれない私から、
頑張らなくてもがんばりたくなる私へ、必ず変われる、変わりたい。
人はみんな「自ら育つ力」を持っている。
ただ、ひとりひとり、それぞれのペースとタイミングと、自分のやり方があるだけ。
だからどうか、私を信じて見守っていてほしい。
そんな想いを込めて、ひきこもりの子どもたちに居場所づくり支援を行っている『NPO法人 あかね』に、今回インタビューを行いました。
★自分たちが自分らしく輝ける!★
あかねでは、自分たちが自分らしくいられるように、また他律から脱して
自立をしていってほしいという想いを大事にしながら活動しています。
子どもたちは基本的には自由に過ごしており、スタッフはいろんな悩みや
相談にも応じてくれます。
上記のようにさまざまな企画が用意されており、楽しみが盛りだくさんです。他にも、ドラム・エレクトーン・ベース・卓球・手芸・パソコン・TVゲーム ・パズル・カプラ...等も置いてあるので、日によって違うことをして楽しむことができる様子でした。
★NPO法人あかねの考える居場所とは。★
三間(さんま)があることです。三間とは、「空間」、「仲間」、「時間」のことです。
あかねには3つの間全てあります。このことにより、物理的な安心と心理的な安心を得ることができます。
人がいて、そこに個々の関係性があることが、居場所感につながります。
人は「依存心」と「向上心」のどちらも持っています。
私たちは、その両方に寄り添っていきたいと思っています。
★ゲームの可能性!
ひきこもり支援を行う上で、まずその子が何を通して、何を見ているか、
その子の価値観にチャンネルを合わせることが大切です。
価値観のチャンネルを合わせるために、よく必要となってくるのはゲームの力だと言います。
一緒にゲームをしていく中で仲良くなったり、そこからコミュニケーションが広がっていったりと、ゲームの可能性は大きいそうです。
★今後の活動方針★
4月から、タブレットを使った個別学習支援を始めます。
一人ひとりの関心に合わせた学習支援を進めていきたいと思っています。
フリースクールのような形態を目指していくことが理想です。
同じく、4月から子ども食堂を始める予定です。
ゲーム大会の企画は今後も続けていきます。これらの企画を積極的に行い、
子どもたちが誰かと繋がれる機会を増やしていきたいと思っています。
★学生が活動に参加する方法・意義★
ゆうあいセンターにボランティアの募集を出しています。
子どもたちがいろいろな人と出会うことができることが、
ボランティアの受け入れをするメリットだと思っています。
そして、その出会いを通じて、たくさんの人のいいところを吸収し、
成長してほしいと思っています。
学生ボランティアは子どもたちと感覚が近く、一緒に遊ぶ体力もあるので
非常に助かる存在です。
★実際に活動に参加し、感じたこと★
私たちは、実際にあかねを利用されている小学生~高校生の方々と
同じ時間を過ごしました。
あかねを利用している子どもたちは、安心して過ごしている様子でした。
あかねでは、誰かと会話を楽しむのもよし、一人で部屋でゆっくりするのもよし、思い思いの時間を過ごすことができます。
このことが、自分らしくいられる空間である秘訣なのだと思いました。
ノートルダム清心女子大学 是近綾香 渕本芽衣
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